人と人、誰とでも、どんな場でも、挨拶が基本です。
「挨拶」という言葉は、仏教用語です。主に禅宗で使われる言葉から、日常で使う言葉になったものです。「挨あい」も「拶さつ」も、相手に近寄る、迫る、押し合うという意味で、「挨拶」は、相手に迫って禅問答をすることを言いました。そのことから、相手に近づき会釈をする、言葉を交わす礼儀を意味する言葉になりました。
新年度が始まって、新しい巡り会いが生まれていると思います。その最初の出会いは「あいさつ」の間合い、言葉のやりとりで印象が変わりますね。しっかりと挨拶しましょう。
昭和50年代、教員をしていたとき、生徒会が「オアシス運動」に取り組んでいました。「おはよう・ありがとう・しつれいします・すみません」の頭文字を取って名付けられた挨拶運動です。いつの時代も挨拶は、社会生活の基本ですね。
また、家族の中の挨拶も欠かしてはいけません。朝、顔を合わせたら、親子でも、夫婦でも、先ず、「おはよう」と挨拶する。これは人倫の基本、そこまで大層に言わなくても、家族仲良く、の基本です。
食事でも先に済ませたら「お先に」、お風呂でも先にいただいたら「お先に」、寝るときは「お休み」。家族でも交わしたい「挨拶」です。普段使っていないと、他の人との挨拶のときにも出てきません。チョットした一言が我が身を助けてくれることもあります。大いに挨拶の言葉を交わしましょう。

石段脇に咲くヒラドツツジ

石段脇に咲くヒラドツツジ

境内のキリシマ

境内のキリシマ

 

浄土宗カレンダー 5月の言葉 「身につけたものは なくならない」
The  habits  we  cultivate  are  our  treasures  for  a  lifetime.