4月の言葉 求める所に道が出来る

4月8日はお釈迦様がお生まれになった日で、仏教徒にとって祝うべき日なので花祭りの行事が行われますが、4月7日も浄土宗にとって意味ある日です。それは法然上人の生まれられた日だからです。お釈迦様は、苦しんでいる人々が救われる道はないのかと、苦しまれ、求道の道を歩み、仏の道を開かれました。
法然上人は、さらに時代が下り、お釈迦様と会うことの出来ない時代に生まれたことを嘆かれ、お釈迦様の説法を聞くことが出来ないことをとても悔やまれました。苦しみあえぐ人々が救われ、何よりも凡夫の身でとてもお釈迦様のような修行は出来ないご自分自身が救われる道はないのかと、比叡山で求道一筋の生活を送られます。そして、そんな苦しみを持つ者こそが阿弥陀様がお救いになることを、お釈迦様が説いておられることに無上の喜びを感じられ、お念仏の浄土宗を開かれたのです。
そのような厳しい求道の道を、私達はとても歩むことは出来ませんが、4月は、入学式、入社式など新しい道に踏み出す月です。私の進むべき道はどこにあるか、求道の精神を持って新しい一歩を記し、すでに歩み出している人も気持ちを一新し、踏み出す月と受け止めたいと思います。

浄土宗カレンダー 4月の言葉
「人柄は その一言に あらわれる」 Character shows itself in a single word.