何でも答えます Q&A   (3) 「五重相伝」って何ですか?

法然上人がお念仏の教えを弘められて浄土宗を開かれたのですが、法然上人の没後、そのお念仏の教えは五つの要点にまとめられました。
その五つの要点をまとめて(五つ重ねて)信者さんにお授けする(相い伝える)法要を、「五重相伝(ごじゆうそうでん)」と言います。見徳山安楽寺では5日間かけて行っています。
江戸時代から500年の伝統があり、きちんとした仏教徒「仏弟子」になっていただく浄土宗で一番大事な法要です。
一番大事な法要ですから、何年も時間をかけて準備します。安楽寺では10数年毎に行っております。昔は、5日間お寺に泊まり込んで修養していただく法要でしたが、今は、簡略化して毎日、お寺に通っていただき、朝から夕方まで一日お寺で過ごし、法話を聞き、お勤めをしていただいて、仏教徒としての心構え、念仏者としての人格を作っていただく法要になっています。
そのお勤めを成満してこそ、始めてしっかりとした仏教徒「仏弟子」になっていただき、成満の証しとして仏教徒名(Buddhist name)をお授けします。それが「戒名」となります。

次回の見徳山安楽寺の「五重相伝」は、平成29年(2017)5月に行う予定です。
皆さんに仏弟子となっていただく大事な行事ですから、たくさんのお坊さんが毎日集まって行いますので、5日間の賄い費が必要ですが、希望される方は、どうぞお問い合わせ下さい。