4月28日、住職、広島まで。
4月の異動で、Nさんが、豊中から広島に引っ越しされました。転勤族なので、数年で大阪に戻るだろうから、「広島でお寺さんを探すのも・・・。」ということで、お仏壇のお魂入れに伺いました。お母様を亡くされ、お父様と二人暮らしなので、お父様共々、引っ越しされたのです。
お魂入れのお勤めを済ませたら、「これでお母さんと一緒になれました」と喜んでいただきました。
お話をお聞きすると、大阪の花屋さんで売っているような仏花を捜したところ、どこにも売っていなかったとのこと、また、黄白の水引の金封を捜したがこれもなく、黒白の水引の金封しかなかったとことです。
お花については、新鮮な花をお供えすれば良く、お布施の袋の水引にはこだわることはなく、普通の封筒でもいいですよ、と申し上げました。所変われば、習俗も変わるということですね。お供えは、新鮮なもの、美しいもの、香りの良いもの、美味しいものをお供えすれば良く、お布施は、布施行を示すことが原義であり、袋の水引には地域性がありますね。