平成30年7月の言葉
平成30年7月の言葉(掲示板)
「露の身は ここかしこにて 消えぬとも
こころはおなじ 花のうてなぞ」(法然上人 御作)
蓮の花の上にひとしずくの水玉、葉の上であちこちにころころと丸くなっています。そのしずくも、朝の日差しを浴びて消えていきます。
あなたも私もそんな身です。でも南無阿弥陀仏にてお浄土に救われて行く身なれば、お浄土の蓮の花の上に生まれ、また合うことが出来ますよ。
法然上人が讃岐国に流罪になって旅立つ時、見送る九条兼実公が「今生の別れ」と悲しまれた時に、法然上人が兼実公に残された歌です。お浄土で再会することを確信して詠まれたお歌です。
※花=ここで花とうたっているのは蓮の花のこと
※うてな=蓮台、蓮の花の台のこと。
今月は浄土宗のポスターを掲示しました。
今月の浄土宗カレンダー
「倶会一処」(くえいっしょ) 一つのところ(処)でとも(倶)に会う
We will all surely meet again in the Pure Land.