平成30年9月の言葉
平成30年9月の言葉(掲示板)
「失ったものを数えるな 残っているものを最大限生かせ」
日本パラリンピックの父 中村裕博士の言葉
この夏、中村博士のことがドラマ化されました。それに因んで、この言葉を9月の言葉(掲示板)としました。
50数年前、東京パラリンピックに向けて奔走された中村博士。この言葉で日本で初めてのパラリンピックの道を切り開かれました。
この言葉を別の視点から見てみます。9月の祝日は彼岸の中日(秋分の日)だけでなく、「敬老の日」があります。年を取っていくことは、若い時に持っていた能力を少しずつ失っていくことに他なりません。
「年取って出来なくなった」と意欲を無くすのではなく、残っている能力を「まだまだ出来る」と、プラス思考に振り向けよ、と中村博士が教えてくれているように思えました。
※掲示板の背景にある植木が以前ののものと少し違うように思われませんか?本堂の屋根がよく見えていますね。実は、9月4日台風21号で樹木が倒れ、本堂がよく見えるようになったのです。
台風21号によって瓦が飛び、壁が落ち、玄関のガラス戸が破られました。
樹木も3本倒れました。
浄土宗カレンダー 9月の言葉
「あの人の恩 ありし日を思う」
Thank your benefactors who have passed away for their kindnesses.