平成25年8月の言葉 「足跡は前にはない」
私の足跡は、後ろにあっても前にはない。後ろには、消しようのない私の足跡がある。
私たちの後ろには歩んで来た足跡が、生まれてからこの方ずっと付いています。中には、消してしまいたい足跡もありますが、消しようのない足跡です。
8月は「お盆」の季節です。私だけでなく、私を存在させた遠い、遠い先祖からの足跡があり、そのことに思いを寄せることも「お盆」の意味の一つですね。
現在、私があるのは、好む好まないにかかわらず、その足跡のお蔭です。
その足跡から目をそらさずに、次の一歩、明日の足跡を付ける、その歩みを始める「お盆」にしたいものです。
私の前にはどのような足跡も付けることが出来ます。
どんな足跡を付けるか、それは、今日からの私の歩みに依ります。
「お盆」を縁として、「明日への糧」に、足跡を振り返る時間を持ってみてはどうでしょう。
安楽寺の夏の花 3題
浄土宗カレンダー 8月の言葉 「受けた御恩 忘れまい」
Let us not forget the blessings we have received.