平成26年2月の言葉 「我慢のしどころ」
平成26年2月の言葉 「我慢のしどころ」
寒い冬です。ここは「我慢のしどころ」、やがて芽が出ます。
寒いからこそ出来ることもあります。それは「我慢」を学ぶことです。
幸いにして、四季の巡りを持っている日本です。じっと我慢すればやがて春の芽生えを見ることができます。雪に覆われたところでも、雪の下からフキノトウが芽吹く地域もあります。
寒い冬を過ごすほど、春の桜の花はきれいな色になると言われています。
人も同じでしょう。苦しい時を我慢できた人だけが、春の恩恵に与(あずか)ることが出来るのだろうと思います。寒い冬ほど好機です。ここが「我慢のしどころ」。
浄土宗カレンダー2月の言葉
「辛さを知って やさしくなれる」
Knowing hardship allows tenderness of spirit to bloom.